【9月定例会・一般質問】水害・土砂災害対策について

◆森谷仙一郎
ことし8月17日から庄内を中心に300~400㍉の降雨があり、同地域の河川では護岸決壊などの被害が起きている。7月下旬には福島・新潟に局地的な豪雨、台風12号では西日本で死者・行方不明者が100名を超え、台風15号では名古屋市で100万人に避難勧告されるなど市民生活に多大な影響があった。近年、このような局地的な豪雨が多く起きている。山形県でも対策を講じなければならない。
山形県の降雨量で、1時間あたり30㍉以上の降雨発生回数は20年前と比べ倍増している。このような中、肝心の河川・砂防事業費は10年前の1/7と激減している。整備率は50%ほどからあまり変化がない。県民観点で見ると、自然災害が増加する一方で、河川整備は不十分だ。
天童市の倉津川は、1時間あたりの降雨量が50㍉を超えると流域は氾濫する。下流の集落はハザードマップにも指定されている。しかし、この河川は河川整備計画に入っていない。局地的な豪雨が増えているなか、計画の見直しはないのか。
◆県土整備部長
本県では、「やまがた水害・土砂災害対策中期計画」に基づき、人命保護を最優先にした緊急避難体制の確立、施設整備等の施策を展開している。特に河川施設整備は、大きな氾濫が起きた河川の再度の災害発生防止や都市河川区域での水害解消など、必要性、緊急性、重要度の観点から各河川の優先度を評価して実施している。この中期計画は、この10年間の取り組み内容をまとめたものだが、社会情勢や財政事情、さらには降雨・出水の状況等に大きな変化があった場合、必要に応じ検証し、その見直しを行う。議員指摘の倉津川のような中期計画に位置づけられていない河川についても、見直しを行う際に、その優先度を検討していきたいと考えている。

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