学童保育 指導員の支援拡充へ

 雇用・収入不安を要因とする共働き世代の増加とひとり親の増加で、学童保育数が右肩上がりの状況です。天童市内20ヵ所の学童保育施設の統計をみると、約800人の児童が利用。今後も増加傾向が続くと見られ、施設や指導員の確保に努めなければなりません。
県では本年度の山形県放課後子どもプラン推進事業で、障がい児の受け入れ、指導員の資格取得・処遇改善などの支援策に1億2700万円の予算を計上しました。
主にソフト面の予算と言えます。障がいを持つ子どもたちが安心して利用できるような施設と指導員の処遇改善に重点が置かれています。
障がい児の受け入れに関しては指導員を加配することができる経費を施設に対して給付します。これにより、施設・親御さんの負担増加を抑えます。(対象となる障がいの区分が各市町村において違うようなので、統一しなければなりません)
次に、指導員の処遇改善として月1万5千円の上乗せ給付が行われます。指導員の給与水準が低いのはこれまでも議論になっておりました。勤続年数が長いベテランでも賃金が上がることが少なく、安心して長く働ける状況にありません。指導員の安定確保のためにも賃金への支援は重要です。そもそも、働く親の支援のためにできた学童保育ですが、指導員が働くうえで不遇な状況にあるのは見過ごせません。現在では保育時間が延びるなど、開設当初の昭和51年とは状況がまるで違います。
天童に住む皆さんは市内の学童保育施設をご利用かと思いますが、実は、天童市の施設は他市町村と比べて、とても充実しているのをご存知でしょうか。施設は広く清潔で、小学校区すべてに設置されております。緻密なネットワークが形成された天童の学童保育は誇れるものであります。
各運営協議会の皆様には常日頃の運営に敬意を表します。学童保育指導員という“仕事”の大切さは今後ますます重要になってくるでしょう。今回の放課後子どもプラン推進事業をさらにブラッシュアップさせ、利用者と指導員の環境をより良い方向に整えなければなりません。
私も皆様の声を県政に伝えて参ります。

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