災害を教訓に危機管理体制の徹底を

避難指示はいつ出すのか
ことし7月18日の大雨で、天童市蔵増地内の倉津川、樽川の冠水被害が起きたのは危機管理体制の教訓になりました。
当日、現場に直行し、現状の把握や指揮系統の確認、情報の伝達などでバックアップするなか、考えさせられたのが地区住民の皆さんに、避難準備指示をどの段階で出すのかでありました。あの場所には最上川と樽川が交差する地点の堤防に水門があります。最上川の水位が上がり、樽川に流入した場合には水門を閉めます。この仕事は国土交通省の役目であります。樽川の決壊等の管理は山形県村山総合支庁河川砂防課です。最後に住民に避難等の指示を出すのが天童市長の任務であります。これは3者がお互いの連携を取っていく必要があります。伊豆大島町長の避難勧告を出さなかった事例などを思えば、基準を作り行政、住民が情報を共有しなければいけません。

災害に備え避難行動計画
天童市は水害、土砂災害の基準の整備は済んでおり、これからは各町内会の自主防災会との連携が大きな焦点となります。特に市内においては田麦野地内、最上川合流地域の成生、蔵増、寺津地区においては是非夜中などに指示訓練を行う必要があります。山形地方気象台とのホットラインも設置しており、いち早く住民へ情報を伝達できるよう、指揮系統の確認をしっかり行わなければなりません。
南相馬市での視察で、最後にお会いした住民との会話で、避難までの指示はどうだったのかという問いに「結局、自らの判断で行動した。町内会が常にワーキングを行う必要がある」と回答がありました。災害は必ず来ます。自分の身は自分で守りましょう。自らの避難行動計画を立て、災害に備える心がやはり大事になります。

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