県議会2月定例会 県民目線で農業・インフラ・教育について訴え

国道48号線の整備促進に向けた取り組みについて
▼森谷仙一郎
ことし2月の大雪で、国道48号線・宮城県側の峠で発生した雪崩は、車を巻き込む事故にはじまり、長期間の通行止めを余儀なくされ、山形と仙台の物流、ビジネス、観光に影響を及ぼした。
東日本大震災以降、本県と隣県を結ぶ横軸幹線道路の重要性が再認識されているが、国道48号線は昨年も同じ時期に大雪で通行止めになっている。
今後、このようなことにならないよう、道路管理者である国土交通省に対し、道路整備の実施について働きかける必要がある。仙台市や宮城県とも連携し、行動を起こすべきだ。また、地域高規格道路の指定を目指し、天童・東根両市で交互に開催してきた「整備促進大会」が3年ぶりに行われた。知事は今後、国道48号線の整備促進にどのように取り組んでいくのか決意をお聞きしたい。
▼吉村知事
国道48号線の整備については宮城県の村井知事に呼びかけ、土井国土交通大臣政務官に対し、安全・安心を確保する雪崩対策をはじめとした防災対策などを早急に実施していくよう要望した。さらに、仙台市の奥村市長とも「国道48号線の整備について一緒に取り組んでいく」ことを確認している。
地域高規格道路の整備については、「仙台山形道路」として路線指定するよう国に要望している。また、昨年11月に東根市で開催された「国道48号線道路整備促進大会」に参加し、地域高規格道路の必要性を訴える多くの声をお聞きした。今後は県民意識の醸成を図り、宮城県、仙台市と連携し、国土交通省に強力に要望していくことが重要だと考えている。
▼森谷
国道48号線道路整備促進大会は天童市・東根市が連携し行っており、知事をご来賓でお招きした。今後の同大会はぜひ知事がトップとなり進めて頂きたい。そして、仙台市などと連携し強い訴えを行って欲しい。

知的障がい特別支援学校の整備について
▼森谷
ことし1月、私は山形聾学校、村山特別支援学校、楯岡特別支援学校、山形養護学校を視察した。
村山特別支援学校に在籍する児童・生徒数134名のうち、高等部の生徒は約半分を占める63名。県内全体を見ると、県立知的障がい特別支援学校に在籍する児童・生徒数824名のうち、426名が高等部の生徒である。これは同学校中学部からの進学者に加え、ほかの中学校の特別支援学級に在籍していた生徒も高等部に進学するためだ。
今後の生徒増加に備え、中学部及び高等部の再編整備の必要性を感じた。昨年4月策定された「山形県特別支援学校再編・整備計画」は知的障がい特別支援学校の小学部の分校整備を中心とし、ことしから天童市をはじめ県内に4つの分校(小学部)が開校する。これは大変喜ばしいことだが、やがて中学生になれば、天童市の生徒は山形市や村山市に通わなければいけない。中学・高等部まで地元の学校で学べる環境の充実を図るべきである。今後の中・高等部の整備についてどのように考えているか。
▼教育長
東村山地域では特別支援学校対象の児童・生徒が急激に増えており、村山及び楯岡特別支援学校の増築を計画し進めている。そのうえでも教室不足が想定されるため山形市及び天童市に小学部の分校を設置するに至った。
一方、同地域の中・高等部については本校に通学することとし、村山及び楯岡特別支援学校の校舎の増築を行うなどの整備を進めている。理由は自立に向けての作業学習を行う特別教室など多くの教室を確保しなければいけない、人的配置や設備の整備などで専門性の高い教育ができることなどが挙げられる。
中・高等部の整備については西村山地域の分校を平成27年に大江町に開設予定で、平成26年度予算に計上している。
(写真は、村山特別支援学校の増築工事)

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