特別支援学校天童校が開校

10人の児童でスタート
天童市立津山小学校校舎内に県立村山特別支援学校の分校「天童校」がこのほど開校し、4月14日に開校記念式が行われました。
長年の願いが届いた―。天童市内から山形・村山市へ通学していた児童の皆さん、親御さんにとっては本当に喜ばしい開校です。
これまで知的障がいを持つ児童と親御さんは山形市の村山特別支援学校か、村山市にある楯岡支援学校まで親御さんによる送迎で通学しておりました。私も親御さんから「毎日の送迎が大変だ」、「地元の小学校に通えないか?」などとご意見を頂戴しておりました。そして何より、地域の学校で育て学べる環境が無いことが残念でした。私は当初よりこの問題を何とかすべく、特別支援学校の先進地である長野県の須坂市や宮城県の富谷町などを視察し、いかに地元の学校で学ぶことが大事かを議会で訴えたところです。訪問先では「地元の子どもは地元で育てる」を理念に、障がい児童と健常児童が同じ学び舎で一緒に学校生活を送っていました。共に学び、遊び、生活することで、障がい児童、健常児童に優しい心を育みます。このことを強く痛感しました。
今年度から通う児童は1年から6年生までで10名。
地域、津山小学校とも理解を示して頂き、ありがとうございます。素晴らしい学び舎になることを切に願います。
また、先月の同欄でもお伝えしましたが、支援を必要とする児童は増え続けており、今後は、中・高等部も必要になります。この天童校は小学校6年生までの就学期間であります。中学になれば村山特別支援学校か楯岡支援学校を選択しなければなりません。中学生になれば体も大きくなります。送迎に要する体力も大変なものがあります。特に送迎を行っている方はお母さんが大半で、中にはおじいさん、おばあさんなどもいらっしゃいます。運転の苦手な方もいらっしゃいますし、冬道での危険性も指摘されています。
新たな開校は当然、予算が必要です。今回の天童校には児童10名に対し14名の先生、技能士が必要となりました。しかし、予算を投じることができるかが山形県教育委員会の障害福祉教育におけるカギです。
健常の子供たちと同じように地元で学び、育てる環境をつくりましょう。私も皆様のご意見を集約し、県に訴えてまいります。

コメントは受け付けていません。