原発事故受け山形でも二次被害

震災以降、山形県においても二次被害がおきております。製造業などは部品調達が困難になり、製造停止や、減産を余儀なくされております。また、東京電力福島第一原子力発電所の影響は、県内の営農販売にも大きく関与しています。特に、これからの季節は県内農業の中核とも言えるサクランボの収穫が始まります。放射能の風評被害の影響で「山形のサクランボは大丈夫?売れるだろうか?」などの声が聞こえます。さらに、サクランボを主体とした観光も大きなダメージです。天童市内の観光果樹園に話を聞くと、「サクランボ狩りの予約が入らない」、「例年通りの客足は期待できない」、「宮城からのお客さんは減るだろう」など、果樹園のみならず、ドライヴインや道の駅などダメージが拡がっております。天童温泉においても宿泊のキャンセルが相次ぎ、「震災後の3月はほぼゼロに近い状態、今後も期待できない」としております。今は、自粛ムードの脱却を図るべく、各団体や企業に、花見や会合・宴会といった利用を働きかけ、客足も少々戻ってきておりますが、今後の動向に注意が必要です。
観光シーズンはこれから到来するわけですが、私も連日、県の農林水産部や商工観光部と連絡を密にして、皆様の訴えを伝え、これからの具体策などを意見交換しているところです。
サクランボ狩りは、例年1シーズン(6月中旬から7月上旬)に、県内約60万人、うち村山地域に55万人の来客があり、このうち約50万人が県外客で占めています。
やまがた広域観光協議会では県内及び、仙台圏の個人応募者に対し、サクランボ狩り無料優待券をプレゼントする施策を用意しています。天童でも500名分の無料招待券を配布予定。山形県全体でサクランボの安全性を訴え、シーズンインする構えです。

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