【9月定例会・一般質問】観光の現状と振興策について

◆森谷仙一郎
山形県旅館ホテル生活衛生同業組合に組合数の変動を聞いたところ、山形県内の平成元年1月時点での旅館組合数は576件。今年1月では37%減の367件。減少の原因は倒産、廃業、後継者不足など。
景気低迷が続く中、震災の追い打ちがあり、観光業界は経営がいっそう厳しい現状がある。私も天童温泉各旅館に対し、震災後の経営状況についてアンケート調査を行った。「売上、宿泊数はすべて減少」、売上高は前年度対比80~90%ほど。「関東からのお客様が戻ってない」、「東北に対する不安感がある」。原発が収束しなければ関東及び中部地方からのお客様は期待できない。反面、被災地からの宿泊が増加しているようで、心を癒したいと、安らぎを求め山形に訪れているようだ。
資金繰り・雇用も厳しい現状がある。観光の現場は非常に厳しい。融資枠の拡大、運転資金の新設などの要望もある。
◆商工観光部長
県内の観光誘客については首都圏対策に力を入れる必要があると考えており、秋から冬にかけて本県観光の大きな魅力である温泉と食をテーマに、首都圏での誘客イベントの開催、そして県内での受け入れ企画を一体的に実施する「温泉と食による観光元気プロジェクト」を実施していく。具体的には東京都内を会場に知事や著名な温泉研究家、タレントによるトークショー、県内の主要温泉のPR、伝統芸能の披露、つや姫を代表とした安心安全な県内農産物の直売を行うなどしてPRしていきたい。

コメントは受け付けていません。