果樹産地に大打撃〈天童市〉

降ひょう被害「収入が半分以下に」

8月22日午後4時ごろからの約20分間、天童市北部を中心とする地域で大粒のひょうが降り、農作物などに甚大な被害をもたらしました。

天童市内の農作物被害面積は合計で約400ヘクタールに及び、被害額は11億円とも試算されています。天童市北部は果樹主産地でもあり、出荷を待つリンゴ、ラ・フランス、桃がたわわに実っている時期の被害でした。私も早速、現場視察を行いましたが、道満、山元、山口、川原子、成生地区が特に被害が大きかったようです。翌日には山本市長、結城天童市農協組合長、長澤山形県農協中央会会長、若松山形県農林水産部長の皆さんと園地に足を入れ確認しました。24日には遠藤衆議院議員とも現地視察を行いました。現在の支援内容として、営農設計に対する融資の利子補給、緊急防除費用、被害リンゴの出荷資材の支援、天童市農協などが中心になっての被害果物の応援企画販売、天童市ふるさと納税企画の果物に利用いただくなどの支援を行っております。

収穫を直前に控えた時期での被害は農家の皆様の生産意欲を無くす結果となりました。私にも支援を訴える農家の方々の声をたくさんいただいております。今回のひょう被害は収穫をしてみないと被害状況が分からず、選別にも手間がかかります。ある農家では「収入が前年比の半分かそれ以下になると覚悟している」と嘆いていました。今年7月、南陽市で土砂崩れに見舞われたブドウ園は一目瞭然でその惨状が見て取れますが、今回の天童市のひょう被害はその時が過ぎれば何事もなかったように終息してしまいます。私も議会でこの惨状の報告と、支援を求める質問を行ったところです。長期戦の覚悟で訴えてまいります。

 

コメントは受け付けていません。