農水省 改植に支援金 下限面積果樹5アール

 農業担い手の高齢化による農地の荒廃化、県全体の農業所得の低下など、農業の問題が山積している昨今、以前から私が訴えていました「果樹の改植時における支援策」が認められ、概算要求に予算が計上されました。これにより、農地の荒廃化を少しでも止められるのではないかと喜んでいる次第です。
同支援策は、収益性が悪化している果樹等に対し、補助金を交付し優良品種への改植を促進させるものです。競争力の無い品種は今後も価格低迷を招くとともに、品種全体の価格にも影響することから、優良品目への転換が急務とされていました。しかし、昨今の不況や資材費高騰、天候不順などから農業従事者の収益が悪化。投資が激減し、改植が進まない状況があります。そこで着目したのが未収益期間に対する支援金を緊急的に給付し、面積単価×支援年数を初年度に一括交付することで改植・園地整備を進めてもらおうというものです。
以前、国の農水省担当職員との意見交換会の席で「果樹の改植時支援策が、今後必ず必要になる」と強く訴えました。その背景には、前述の理由に加え、農業担い手同士で「農地の売買・貸し借り」が行われるものの、なかなか改植が進まない現状がありました。それは、新しい畑を整備するのに抜根から改植作業まで、高額の費用がかかるからです。「支援金が無いと早急な改植は進まない!」想いが届きました。皆さんが待ち望んでいた支援策です。山形県の農業にとって活力を生む起爆剤になることを期待しています。
そして、このほど果樹においては20アールの下限面積が、使い勝手の良い5アールに変更され、多くの方が利用できるようになったことも嬉しい知らせです。
支援される金額は果樹で10アール20万円。補助率は1/2です。
この支援策は、地域全体の農作物の収益拡大に向け、非常に有効且つ、ニーズにあったものです。質の良い商品を安定的に供給できる産地づくりのためにも、是非ご活用頂きたい支援策です。
詳細は村山総合支庁内「農業振興課・園芸振興係」までお問い合わせください。

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